さて、「復活」と言えば前々回も紹介したガンズ・アンド・ローゼズのこれ。
前作から17年!(間にカバー集やライヴやベストを出してるけどね)
製作期間14年!
制作費14億円!
という全14曲!
だそうです・・・。
よくも、まあ、こんなにも時間も金もかけたもんだ(金額については怪しいもんだが)。
でも、よく出したなぁ。てっきり出ないと思ってたのに。
でも、オリジナル・メンバーはアクセルだけでしょ。それでGN’Rと名乗ってるのが、もう茶番。しかも14年の間にもかなり他のメンバーの入れ替えがあったようだし。
・・・というのが、発売前に思っていたこと。買うつもりはありませんでした。
でも、実際に発売日が近づくと、何故か買わざるを得ない感じに・・・。
というわけで、全世界同時発売の日(11月22日)に買ってしまいました。
朝のニュースでの、「ガンズ・アンド・ローゼズの新しいアルバムが出ることになり、アメリカの清涼飲料会社ドクター・ペッパーが・・・」というのがいけなかったのかもしれない。
アメリカではGN’Rの新作が出ると言われつつ何年経っても出ないので「今世紀中には出るだろう」などとブラック・ジョークに。そして今年の初めころにドクター・ペッパーは「もし今年中にGN’Rの新作が発売されたら、アメリカ国民全員にドクター・ペッパーをプレゼントする」とコメント。
ところが、そんな年に発売されることになってしまったのですね。ドクター・ペッパーも後に引けなくなって、約束は守るのだそうです。どうやってプレゼントするのでしょうか?いずれにせよ、可哀想に。「口は災いの元」とはよく言ったものです。今年出したのはアクセルのいじわるかな?
肝心の中身です。
一聴しての感想は、「バラードが多い(多すぎる)な」「耳に残るリフがほとんどないなぁ」「やっぱりアクセルのソロという感じだなぁ。バンドの音というより」「50点!」というものでした。
ちょっと意外だったのはアクセルの声。もともと私はアクセルの声に惚れてGN’Rを好きになりました。でも、オリジナル・メンバーを全員追い出した後、精神も生活もぼろぼろだったのでしょう、今世紀に入ってからのライヴでは声に張りも伸びも無くなっていました。それが、今回のアルバムではかなり復活しているのです(スタジオ録音なのだから当たり前と言われれば、それはそうなのですが)。また、声の出し方にレッド・ツェッペリンのロバート・プラントを思わせるものも。
私の大好きなGN’Rは、メジャーでの2枚目まででした。
3・4枚目の大作「Use Your Illusion」T&Uでは、ドラムが代わり正確で重たいビートを叩くようになりました(私は初代のスティーヴンのよれるけれど軽いドラム(と笑顔)が好きでした)。曲では、ターミネーター2の主題歌にもなった「YOU COULD BE MINE」は大好きなのですが、私にとっては重たすぎるアルバムでした。さらに、このツアー中にイジーまで抜けてしまいました。イジーはそのギター・カッティングのセンスの良さでバンドの音をまとめていた功労者でした。
そして、今回の新作はアクセル以外のオリジナル・メンバーは不在・・・。
予想通り、アクセルのこの間の悩みがモザイク状に吐露された(バラードの多い)アルバムとなりました。私としてはロックンロールの「ロール」の部分、うねるような感じが不足しすぎ!という感じでした。
ところが・・・
こうやって1週間以上聴いていると、次第に曲の個性も見え始め、耳に残るフレーズも増えてきました。
うん、70点!
特に次のあたりは聴きどころ。
・13曲目「This I Love」の韻の踏み方とメロディー(これは最初に聴いたときから気に入っていた)。
・タイトル曲「Chinese Democracy」のリフ。
・7曲目「Catcher In The Rye」のLana〜nana〜nana〜na〜というコーラス。
というわけで、
アクセルよ、ちゃんとみんなに謝って戻ってきてもらいなよ。
いつまでもアダルト・チャイルドじゃないんだから。
それが、アクセルとGN’Rと全世界のロック・ファンの「幸せ」!
実は、これとほぼ同じ趣旨の書き込みを11月23日に作っていたのですが、最後にアマゾンへのリンクを張ろうと思ったら・・・。
そのままアマゾンを開いてしまい、作ったものは全て消えてしまいました。そしてそのまま再び1週間のブログ凍結に。
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by TREview
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